つるとつき
雑談となりきりは分けたいかなぁと思って作ったよ。
俺とあの人以外は来ないこと。よろしくね。
それは……まあ、見たいけど。驚かせるつもりで真顔になられたことあるから、余計に。(見つめながらに同意を求められれば、自分もそれは見てみたいと素直に肯定して。とある行動をして思った反応が得られなかった時があると軽く肩を竦め)
ん。……ありがと。ついでに着替えも持ってきて貰っていーい?(首に回した腕が離れないよう、絞めないよう気をつけつつ身体の前できゅっと握っておき。降ろして貰い短く息を吐き出した後、浴びた後タオル一枚じゃ歩き回れないし、ここまで来たならとことん甘えてしまおうと上目遣いにお願いしてみて)
まぁ、そういうところが三日月らしいか。それでも俺は驚いた顔が見たいんだよな!なぁ、加州も見たくないか?三日月の驚いた顔!( その発言には妙に納得してしまいつつ、落とし穴はいつかまたリベンジするとして。一度も驚きを与える事に成功しない三日月の驚いた顔が見たく、諦めきれないとばかりにじーっと見つめて同意を求め )
よし、しっかり掴まっておいてくれよ。( 背中に乗った事を確認し、ゆっくりと立ち上がると畑は裏庭にあるため来た道を戻っていくように歩き始めて。裏庭から本丸へはすぐで、中に入ると風呂場まで相手を運んではゆっくりと下ろして )
ならいいよ。あー…あの人は天下五剣だから…。俺達には見えない力でも働いてるか、単純に運が良いのか…普段は全然そんな風には見えないけどね。縁側に座ってのほほんとしてる、サボり常習犯のおじいちゃん…後で叱っておかないと。(分かっている上に燭台切からお灸を貰っているなら良しと軽く頷き。不思議そうにする様子に同意しつつ何故落ちないのか考え話し、そうは見えないのがあの人らしいと苦笑い。どうせ今日もサボりだろうからしっかり叱り付けてやるとフンスッと鼻を鳴らし)
いいの?じゃあお言葉に甘えて。……案外背中は大きいんだ…何か、安心する。(内心では狙い通りと思いつつ敢えて驚いた反応をしては嬉しそうな笑みを向け、そぉっと背中に乗り体重を預ける。細身だが意外にもちゃんとした背中、自分より身長もあるし刀剣として長く存在する刀でもあるせいか、ポツリと呟いてはふっと頬を緩め)
あぁ、わかってる。やり過ぎたら光坊にも怒られるしな。…あれはなぁ、三日月にちょっとばかし驚きを与えてやろうと準備したのに中々落ちてくれないんだよなぁ。( 誰彼構わず驚きを与える頻度が高いと燭台切に説教を受けたことが数回あり、思い出しては苦笑混じりの表情で頷き。落とし穴の話題が出ると毎回の如く罠に引っ掛からない三日月に対し、腕を組みながら何でだと今でも不思議に思っており )
( ある程度タオルで拭き終え、全身びしょ濡れな相手の姿とその言動に少なからず非はある為に背を向けてしゃがみ込むとおんぶの体勢になり ) …加州、風呂場まで運ぶから乗ってくれ。
そうだよ?でもあまり調子に乗らないこと。自分で掘った落とし穴に落ちても、次は助けないからね。(軽く突いただけなのに大袈裟な、と思いつつ次に見せたにやけた嬉しそうな笑みにはふっと頬を緩め柔らかく微笑み。しかしやり過ぎたら助けないと、笑みは崩さず警告しておいて)
いいよ、わざとじゃないんでしょ?……ん、ありがと。…あーぁ、服が重くて歩くのが面倒くさいかもー。(申し訳そうな顔を見れば苦笑いし、大丈夫だからと軽く右手を振ってみせ。走って向かい戻ってきては水滴を拭いてくれる姿にお礼を伝え、僅かな沈黙。着替えるにしても本丸まで戻るのが面倒だと言いつつ、チラリと目線を送って)
痛っ!……そうかそうか!いやぁ、嬉しいな。( いきなり額を突かれ一瞬の軽い痛みで大袈裟な反応見せつつも、主と共にこの本丸の発足に大きく貢献した初期刀である相手にそう思われていた事を知れた途端──先程の表情から一変し思わずにやけて嬉しそうな笑みを零し )
悪い、加州!少し待っていてくれ、たおるを持ってくる!( 慌てて蛇口を捻り水を止めてホースを一旦放置し、わざとではないがやってしまったと申し訳なさそうな顔をしてそう伝える。走って本丸の中に戻ると浴室のタオル置き場から一つ取り出しすぐに相手の元まで戻ってきて、急いで優しく水滴を拭いていき )
今は、って…そうゆうところだよ。…鶴丸のおかげで本丸の雰囲気が良い部分もあるから、そんな顔しない。(今は何もしない、それなら結局はまた仕掛けてくるじゃないか。呆れた、と短く息を吐き出す。しかし悪戯自体が悪いことばかりではないし、反省しているなら許してあげるから眉を下げないの、と右手を突き出し人差し指で軽く額を突いてやって)
わっ?!……あー、…うん、ありがとう。…着替えてくる…。(声が掛かったとお祈りを止めて振り向いたのだが、それと同時に勢い良く身体に水が掛かる。わざとだろうと怒りの抗議をしようとしたのだが、それならきっと楽しげに意地悪な顔をしている筈で。しかしそうは見えず、思わぬアクシデントかと察してはとりあえず水撒きしてくれたことにお礼を伝えて。びしょ濡れ状態、水も滴る良い男。…良い方に考えてもちっとも良くない、風邪を引く前に着替えるべきかと長く息を吐き出してはその場を去ろうとして)
あぁ、今は何もしないさ。そんなに信用できないかい?( その言葉に対してこくりと頷いた後、疑いの眼差し向ける視線に眉下げて問いかけ )
( 畑の水撒きをしつつ、ここは男所帯で人数を考えれば収穫量も多いため本丸の畑は大きく水を与え終えれば他の場所の様子を見に行き。加州の姿を視界に入れ、ゆっくりと歩み寄りながら声をかけた──その瞬間。突然持ってきていたホースが水圧で勝手に暴れだすと相手に水が掛かってしまい ) 加州、あっちの畑の水撒きが終わっ───。
本当に分かってる?(苦笑いと共に謝ってはくれたが果たして本気で思っているのか。疑いの眼差しを向けるものの、まあいいかと追求はやめにして)
ありがと、じゃあよろしくね。…さてと(あっさり引き受けて貰えたので毒気は抜かれ、軽くお礼を伝えては見送り。自分はこれから成長するでなろう苗の様子を見に行こうと畑に向かい、小さな芽をいくつも出しているのを確認してはまだまだ大きく育ちますようにと祈りを込めて手を合わせており)
いやぁ、すまんすまん、( 怒っている様子に冗談を言えない空気を感じ取り苦笑を浮かべつつ謝罪の言葉を述べ )
おっ、いいぜ。丁度暇だったしな!( 断る素振りも見せず笑って承諾し、腕捲くりすると外に出てホースを持ちながら畑のある場所へ向かって )
転んで怪我でもしたらどうするつもりだったの?次やったらビンタするから。(満足げに笑う様子に、こっちは怒ってるんだけどと不満そうに眉を寄せて。今回は声で済ませたが次はビンタをお見舞いしてあげると告げ)
驚かす時間があるなら畑の手入れ手伝って。水撒きお願いしてもいい?(少しずつ芽をだし始めている場所があり、自分はそこの様子を見てくるから相手には別のことをお願いしてみて)
ははっ、いい驚きっぷりだな!( くつくつと喉を鳴らして笑えば満足気な様子 / ← )
ぅわっ?!(音も気配もなく近寄られ、突然の声と共に肩に置かれた手。それはもう驚いて思い切り肩を跳ね上がらせて声を上げ)
ちょっ、と…!いきなり何するの!(勢い良く振り向いては軽く睨みつつ見上げる。見上げてるからそこまで凄みなし←)
──わっ!( そーっと足音立てずに背後へ近づき、両手を肩に置き大きな声を出して驚かせ / ← )